トタン(鋼板)を瓦状に成形したもので、瓦より軽量で屋根に負担をかけません。瓦屋根からトタン瓦へ、トタン屋根からトタン瓦へなどリフォームに適した工法です。
板幅約200〜300mmで成形した屋根材で、ハゼ(結合部)に引っ掛けながら軒先(下)から 棟(上)へ葺きあげていく工法です。平坦な長尺一文字葺きや段のついた段葺きなどがあります。勾配のゆるい屋根には適しません。
板幅約450mmで成形した屋根材で、屋根の端から横へむかって葺きあげる工法です。結合部が目立たないたてひら葺きや、すこし大きめな瓦棒などがあります。勾配のゆるい屋根にも適しています。
トタンを蛇腹状に成形した屋根材で、工場などの箱物や駐車場、物置などに用いられます。一般住宅の屋根にはあまり使用されません。